基 調 講 演

 


 

加速するLED化

 

日亜化学工業株式会社 第二部門商品開発本部

顧問 清水 義則 氏

 

 照明器具市場はLED化が加速し、最近は効率アップ、コストダウン、使いやすさへと商品開発が進み、一段と実用化に拍車が掛かっています。

 今年に入り、社団法人日本電球工業会は直管型LEDランプの規格を制定し、大手照明メーカーからは、規格に沿ったランプが発売されるなど、照明市場では最大規模の一般蛍光ランプの代替光源として使われ始めました。新聞情報では、店舗、オフィスから住宅用まで幅広く出揃い、大手メーカーによると、照明全体に占めるLED化率は、来年には20~30%、さらに2015年には60%を目標とするなど、今後益々LED照明の需要増大が見込まれています。

 一方、稀少資源問題ですが、蛍光灯に使用する蛍光体にはレアアースが多く含まれており、中国からの供給が不安定になる中、蛍光灯とLEDで比較した場合、レアアース使用量は数100分の1と大きな差が出ます。

 

 さらにLEDの寿命は、蛍光灯の約5倍と省資源効果が大きな特長です。先行するテレビ等への用途の広がりや、環境対策面では水銀灯の代替光源になることが予測され、現在大規模な量産体制の整備に着手しています。

 LEDの性能面では、砲弾型の発光効率が150lm/Wから、現在では200lm/W、研究室レベルでは249lm/Wと向上しています。また、高効率品の一例を紹介致しますと、スポットライトに最適なNCSW119A、高光束用途に最適なNS6x183A、薄型仕様に対応可能なNS2x157AR、超高光束、高効率な電源仕様に対応するNSBxL110、水銀灯代替、インクジェットの硬化光源としてパワーUV-LEDのほか、放熱対応型の光源ユニットなどのラインナップが数多く揃っています。

 現在LED化の流れは完全に定着し、あらゆる光源をLEDで代替できるように取組んでいます。今後市場競争の激化が予想される中、ひと味違ったLEDならではの多機能な商品への応用が期待されます。

 

 

大光量灯器

 

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