プレゼンテーション


 

民生用リチウムイオン電池の最新動向と

LEDや太陽電池との融合による用途の拡がり

 

三洋電機株式会社 モバイルエナジーカンパニー
技術企画統括部 統括部長 兼 IBS事業推進部 事業推進部長
米津 育郎 氏

 

 三洋電機株式会社は、リチウムイオン電池の世界最大級の生産工場が徳島に立地しております。環境・エネルギー用途が拡大する中、徳島県が推進する「環境首都とくしまの実現」に協力させていただき、リチウムイオン電池、太陽電池等を組み合わせた新たな付加価値を創造する応用展開を、地元企業の得意技術と連携しながら、モデル実験を全国に向けて発信しております。

 ニーズの多様化とともに、材料開発や製造技術などの技術開発力を一層高め、更なる高性能化が要求されるリチウムイオン電池市場を確保していきたいと考えております。

 弊社は、1964年にニカド電池の生産を開始し、1990年にニッケル水素電池、1994年にリチウムイオン電池を市場に投入し、2009年度末では、二次電池の累計販売数が約200億セルに達し、これまでの45年間の実績とともに、電池開発への様々なニーズに対応してきたところです。

 また、リチウムイオン電池については、2009年度の電池別の世界シェアが約25%と大きなシェアを占めております。

 

 こうした中、徳島県では、産学官が連携し、リチウムイオン電池を応用した製品開発の可能性を検討する「次世代エネルギー活用促進研究会」を設置し、弊社も参画させていただく中、地域産業の振興を通して、弊社の創エネ・蓄エネ・省エネシステム等を融合させたいくつかのプロジェクトを推進しています。

 一例として、徳島県庁でのソーラーパネルとリチウムイオン電池を組み合わせハイブリッド自転車を稼働させるという独立型のシステムの実証実験が評価され、2009年エコプロダクツ大賞を受賞致しました。また、これが世田谷区や、徳島県内3ヵ所への設置の拡大へとつながりました。さらに、無停電信号機用リチウムイオン電池システム、独立型ソーラー式LED内部照明道路標識、シイタケLED培養ソーラー蓄電システムなど、全国初となる取組を徳島から発信しているところです。

 最後に、弊社は徳島工場において製造技術などの技術開発力を一層高めるとともに、実証実験などを通じた環境革新企業を目指し、競争力のある原材料、部品をベースとした“ものづくり”を行い、さらなる高性能化が期待されるリチウムイオン電池市場をリードしていきます。

 

     

県庁舎内でのソーラー駐輪場

 

三洋電機株式会社 モバイルエナジーカンパニー 徳島工場

〒771-0213
徳島県板野郡松茂町豊久字豊久開拓139-32
TEL:088-699-3434
URL:http://battery.sanyo.com/