no5-03リポート3

 

DREAMBEYONDVIOLET ~光先端技術で未来を照らす~


半導体・オブ・ザ・イヤー2009 優秀賞
モノづくり連携大賞 日刊工業新聞社賞
ジャパン・ベンチャー・アワード2011モノづくり特別賞等
  


 弊社は、徳島大学との産学連携により2000年に設立され、短波長UV-LED(紫外線LED)の開発に成功した半導体ベンチャー企業で、2002年以降、波長370nm以下の高効率UV-LEDを製造、販売しています。さらに、大手電機メーカーと共同でUV-LEDを応用した次世代白色LEDの開発にも成功しました。現在主流の白色LEDは、青色LEDと黄色の蛍光体を組み合わせて白色を得ますが、蛍光灯と同じ原理で、UV-LEDの発する紫外線を、赤、緑、青(RGB)の3色の蛍光体に当てて白く発光させ、自然な色合いとバラつきを抑えることができます。
 UV-LEDは、既にさまざまな分野に応用され、たとえば紙幣識別装置のセンサー用光源として使用されています。紙幣には紫外線が当たると発光するインクが使われており、紫外線を当てて、紙・インクから反射した光をセンサーで読み取り、偽札を見極めます。主に銀行のATMに搭載され、中国の人民元、ヨーロッパのユーロやアメリカのドルなど、海外紙幣の識別に使用されています。

 

 また光触媒は、紫外線を当てると有害物質を分解しますが、UV-LEDのコンパクトな特徴を生かして、飛行機、自動車などの空気清浄機に応用されています。また、金属の酸化防止、表面保護のために樹脂の被膜が覆っていますが、一般的に紫外線によって硬化する光硬化樹脂が使用されます。従来このような用途には紫外線ランプが使用されてきましたが、エネルギー効率が低い、応答性が悪い、寿命が短い、環境汚染物質の水銀を含むなどの問題があり、高出力のUV-LEDでの置き換えが進んでいます。
 さらに、紫外線には虫を引き寄せるという効果もあり、蛾や蚊の捕虫、また、果物や金属の表面に紫外線を当てると傷んだ箇所が発光することから、腐敗やキズの検査装置へも応用されています。
 今後、更なる高効率化と低コスト化を図り、様々な分野へ応用を図って参ります。高効率UV-LEDが、近い将来、照明、テレビといった光るもの全てに置き換わり、皆さまの生活を豊かにし、地球環境に貢献できればと願っています。 

 

no5-03NS375L-4SF

 

no5-03NS375L-ERLM

 高出力表面実装形LED
「NS375L-4SFH」

 

高出力樹脂砲弾型LED
「NS375L-ERLM」

 

no5-03紙幣識別用途 

紙幣識別用途の応用製品

 

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